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保温と加温

  • 執筆者の写真: Noriko Hida
    Noriko Hida
  • 2019年11月24日
  • 読了時間: 1分

暦の上では、11月22日より「小雪(しょうせつ)」。

紅葉が散り始め、徐々に冷え込みが厳しくなり冬を感じる季節です(^^)

冬の準備を整えたい時期ですね。


冬は五行では「水」行に属し、

五行で「水」行は、

腎、膀胱、生殖器、耳、骨、黒、北、塩味、恐れ、智なども意味します。


腎臓にはいろいろな機能がありますが、体内の「水」分調整も担う臓器で陽氣を必要とします。陽氣つまり熱氣。

外氣が冷える冬は特に温めたい(冷やしたくない)臓器です。



温めるには「保温」と「加温」があります。


保温と加温の違いは、

氷にタオルを巻いても氷は温かくならないように、冷えきってしまった時にはまず熱を加える加温が必要です。その後に熱を逃がさないように保温します。


腎氣を意識した「加温」としては、

・足湯(踝が隠れるぐらいの量で、お風呂よりも1~3℃熱めの湯に10分程度浸け赤味の少ない方の足は更に2分程足し湯をして浸ける)

・背中を温める(電氣ストーブを温かいなと思う位置に置き背中の下の方を15分程温める)


腎氣を意識した「保温」としては、

・腹巻き(鳩尾の下から臀部まで覆う)

・レッグウォーマー(足首・踝・足の甲が覆う)


などが挙げられます。


加温し過ぎると身体は冷やそうと働き、かえって冷えててしまいますのでご注意いただきたいです(^^♪



本日もお読み頂きありがとうございます☆彡









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